基礎構造・工法

ベタ基礎

ウインテックハウスの基礎構造は、一般2x4住宅のレベルを上回る、高規格のベタ基礎工法を標準としています。
まず地盤全体をベタ掘りし、砕石や砂利で均一に整え、 土壌に防腐・防蟻剤を施し、地面からの湿気をシャットアウトする為に防湿フィルムを敷き詰めた上に、基礎幅150ミリ、耐圧盤150ミリの基礎コンクリートを打設します。
コンクリートは季節によって、また配合の仕方によって強度が変わるため、品質基準を満たしているかを全棟検査します。

配筋仕様はシングル配筋とし、外周部で床版はD-13@150をタテ、ヨコに、立ち上がりはD-10@200を採用

床下全面に高品質の鉄筋コンクリートを使用した精度の高い基礎構造は堅牢な土台と床をしっかりと支える要となります。

ベタ基礎(建物外周部)断面図

このベタ基礎の大きなメリットは通常の布基礎に比べ、底面全体の支持力で建物を支えるため荷重が分散し、偏った地盤の不同沈下が起こりにくく、建物の損傷を防止します。また地震発生時の液状化現象が懸念される砂地盤でも、液状化を抑制し、不同沈下を低減します。
施工作業も効率が良いため、工期を短縮し、コストを削減できます。

布基礎

布基礎断面図

布基礎は、建物の外周部と内部の耐力壁の通り部分に設置します。
形状は逆T字型で、構造は鉄筋コンクリート造りが標準的です。
逆T字型の底辺に当たる部分をフーチングといい、建物の荷重を分散して地盤に伝える役割を果たします。
地盤が悪ければ、フーチングの厚さや幅を大きくし、根入れ深さ(地盤面からフーチング底辺の深さ)を深くすることで対応ができます。また、柱状改良や鋼管杭などの支持杭が必要な敷地の場合は布基礎の方が、コスト面で有利です。