通気層 etc.設備

18mm胴縁通気層

防湿、防水のための機能的な素材を何層にも重ね、湿気を効果的に屋外へ排出する通気層を組み込んだ二重外壁構造を採用しています。
このレイヤードルックとも呼べる構造によって、特に寒冷地の建物を高断熱化する上で起こりうる壁体内結露の問題を見事に解決しています。

胴縁通気層

基礎パッキン

キソパッキング工法の目的
・コーナーの隅々まで湿気を排除し、理想的な床下環境をつくります。
・土台とコンクリート基礎が接触することを避け、土台が腐ることを防ぎます。
・耐力を損う、布基礎の換気開口欠損を防ぎます。
・省資源・省電力工程で工期を短縮し、トータルコスト削減を実現できます。

従来工法とキソパッキング工法の比較キソパッキング工法

■寒冷地であっても、開放的な床下通気は床温度が高い

寒冷地において、キソパッキング工法で開放的な床下通気をした時と、冷気を遮断するために、換気スリットを閉鎖した時の床温度の違いを比較しました。結果、キソパッキング工法にて開放的に通気した方が、床温度が高いことが実証されました。それは、床断熱材にマイナスとなる床下湿気を効果的に排湿し、断熱材の性能を維持する事で、室内の熱ロスを防ぐからです。

キソパッキング工法の測定と効果
キソパッキング工法施工図